お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2007 感想&個人的採点②

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先日のM-1グランプリ2017はレベルが高く、面白かったですね。
私はその影響を受け、過去のM-1グランプリを見返しています。

ということで、今回はM-1グランプリ2007の感想と個人的な採点を書いてみました。
今回はその2記事目となります。

※これまでの記事
 M-1グランプリ2007 感想&個人的採点① (笑い飯、POISON GIRL BAND、ザブングル)

※2018年現在の価値観では語らず、放送当時に抱いた感想を思い出して書くように努めました。なぜなら笑いは時代と共に変化するため、今の価値観で評価するのは正しくないと思うからです。

※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。なお審査員の「大竹」は「大竹まこと」の略です。

ファーストラウンド 4~6組目
(千鳥トータルテンボスキングコング)

 
 
④千鳥「象の飼育」 83点
(審査員: カウス81 大竹81 巨人87 石井80 上沼85 松本80 紳助86)

終始客席を惹き付けたネタ運びや、細かい表現(「おもろい高めの声が出よったわ」など)は、漫才師としてのレベルの高さが伺えて良かった。

ただ最後の「つなげて1つになるか」という箇所は、あえての「実はつながりませんでした、ちゃんちゃん。」なんだろうけど、つながっていたほうがまだ面白かったか。

まあいずれにしても、このネタ(題材)を選んだ時点で上位に食い込むには厳しかったと思われる。

このM-1の時点では、その後のブレイク(2011年頃)の片鱗はまだ見えず、低評価にとどまった。
 

 
⑤トータルテンボス「旅館」 91点
(審査員: カウス93 大竹84 巨人90 石井95 上沼95 松本93 紳助96)

すごい勢い。そして、客席の異常な熱狂。
もしM-1グランプリ2001で存在した観客投票がいまだに存在していれば、満票が入ったんじゃないかと思うくらい、笑いを起こしていた。

しつこいワードが特徴の藤田のツッコミが、中盤の最適なタイミング(「不安で夜も眠れねえよ」)から急にエネルギーを持ち始め、続く「youngだyoungerだyoungestだ!」で点火、後は花火大会だった。

後半は他のコンビを引き離すだけのボーナスタイム。

大村が短い電話を受けるくだりで、藤田が(ネタに関係なく)吹き出していることが確認できたが、客席のあまりの盛り上がりを自覚したためだろうか。
その光景すらも微笑ましかった。

文句なしの暫定1位である。
 
 
⑥キングコング「洋服屋」 90点
(審査員: カウス91 大竹90 巨人88 石井95 上沼97 松本93 紳助96)

他の追随を許さないスピードもさることながら、絶妙な温度感で客席を巻き込んでいく技術は、もう才能としか言いようがない。

ただネタ中の個々のボケを精査すると雑なものが混じっており、その点は残念だった(特に四股名のボケは、ベタだし古すぎ…)。

これは突き抜けないか… と思われたが、最後のどんでん返し:「ポイントカード、1円ごとに1個押しますね。」!

それまでのボケの雑さを補って余りある逆転ホームランで、一気に90点の大台に乗せてきた。
 

■続き(ファーストラウンド 7~9組目)
M-1グランプリ2007 感想&個人的採点③ (ハリセンボン、ダイアン、サンドウィッチマン)

■その他の賞レースの感想
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(日本語) kanren_kijishita

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