お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2015 感想&個人的採点①

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今週末の12月3日は、M-1グランプリ2017の決勝戦ですね!

お笑いファンの筆者としては当日が待ちきれず、ついつい過去のM-1グランプリを見返したりしてしまいます。

ということで、今回はM-1グランプリ2015の感想と個人的な採点を書いてみました。

※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。

 

ファーストラウンド 1~3組目
(メイプル超合金馬鹿よ貴方はスーパーマラドーナ)

 
 
①メイプル超合金「犬を飼う」 88点
(審査員: 哲夫89 佐藤89 石田89 富澤92 徳井91 吉田85 岩尾89 増田85 礼二87)

トップ出番であの盛り上がりを見せたことからも示唆されるが、リラックスした良い漫才だったと思う。

見た目の豪快さ・キャラの適当さとは裏腹に、基本的には「きっちり振って、きっちりボケて、きっちり突っ込む」という定番の笑いが多く、その点では裏切られた(もっと王道から崩れたスタイルなのかと思っていた)。

ただ、上述の型通りの笑いの合間に見せた、唐突な「コンビニ行ってくるけど何かいる?」「ここ Wi-fi 飛んでんなぁ」というボケは、カズレーザーの異常さが表れているようでとても良かった。

全てのボケで想定通りに笑いをとった印象を受けたが、強いて良くない点を挙げるならば、ツッコミが活きていなかった点か(ボケだけで笑いがほぼ成立しており、安藤なつのツッコミにで笑いが加速されるシーンが少なかった)。

基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。
 

 
②馬鹿よ貴方は「おにぎり屋」 87点
(審査員: 哲夫90 佐藤90 石田83 富澤93 徳井89 吉田83 岩尾90 増田85 礼二88)

彼らは、他のコンビではあまり見られない笑いのとり方をしているように感じた。

具体的には、これまでにあった(今となってはレベルの低い)笑いのとり方自体をフリに使って、それに対してボケるというシステムで作られている笑いが多いように思えた。

例えば、中盤でファラオ(ボケ)が新道(ツッコミ)の言ったことをシンプルに繰り返す(「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」)というボケがあったが、これ自体は今までにある笑いのとり方であり、実はフリになっている。

最終的に「僕は負け組です」(新道)「その通り」(ファラオ)という斬新なボケに帰着し、従来の笑いを壊している。

一般的な過去の笑いに慣れてしまっている人は、その後に来るボケの準備ができず不意をつかれて笑わざるを得ない、という仕組みだと考える。

そして、なぜか東京ダイナマイトの初期と似たような印象を持った。
従来の笑いを壊しているコンビで、かつオフィス北野所属だからかもしれない。

会場のウケは大きくなかったが、私はかなり好きな漫才だった。

単純に当日のネタだけを比べるとメイプル超合金より少し面白いと思ったが、メイプルはトップ出番というハンデが3点分あるので、個人的な採点結果ではメイプルより下になった。
 
 
③スーパーマラドーナ「落武者を見た」 90点
(審査員: 哲夫90 佐藤93 石田88 富澤91 徳井89 吉田90 岩尾93 増田87 礼二92)

「落武者を見た」というテーマが一番のフリであり、構成の妙が評価されているネタだが、決して構成だけのネタではなく個々のボケのレベルの高さにも舌を巻いた。

パンツをかぶった状態を女の子に見せた田中に対する「どうなる予定やってん!」のツッコミ、続けて「わーおいしそーおぉぉぉーう!」という田中のホラーボケ、この怒涛のくだりが最高。

仮に4分間引っ張った落武者の要素がなかったとしても、十分面白い漫才。
文句なしの高評価である。
 

■続き(ファーストラウンド 4~6組目)
M-1グランプリ2015 感想&個人的採点② (和牛、ジャルジャル、銀シャリ)

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(日本語) kanren_kijishita

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