お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2016 感想&個人的採点①

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今週末の12月3日は、M-1グランプリ2017の決勝戦ですね!(※注:記事作成当日=12月2日)

お笑いファンの筆者としては当日が待ちきれず、ついつい過去のM-1グランプリを見返したりしてしまいます。

ということで、今回はM-1グランプリ2016の感想と個人的な採点を書いてみました。
※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。

 

ファーストラウンド 1~3組目
(アキナカミナリ相席スタート)

 
 
①アキナ「親の離婚」 88点
(審査員: 巨人92 礼二89 大吉89 松本87 上沼89)

ウケていたし、実際面白かった。
しかし、(悪い意味ではないが)このネタがこれほど面白く感じるのは、よく考えると不思議なことだ。

なぜなら「トップ出番、見た目は地味、ツッコミのワードも別に特徴的でない」にも関わらず、笑わせられたからだ。

他に面白い要因として何があるかを考えると、設定を含めたボケの質くらいしか思いつかない。

つまり、この漫才は「親が離婚寸前の5才の子供が、異常に大人びている」という設定を考えられた時点で、もう勝っていると言ってもよい。

実際、序盤から終始その前提でのボケを繰り出し続けたが、お客さんには飽きが来なかった。

ただ、個々のボケのレベルは高く安定感も抜群だったので、「実力ある漫才師が、良い設定を見つけた」と解釈するのが良さそうである。

基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。
 

 
②カミナリ「川柳」 84点
(審査員: 巨人91 礼二90 大吉90 松本89 上沼81)

あれだけ間を持たせるのであれば、個々のボケはもう少し面白くないといけない気がする。

逆にあのボケのレベルを維持するなら、もっと速いテンポの方が漫才としての完成度は高くなると思う(この感想は、オール巨人のコメント「もっと速くてもいい」と近いかもしれない)。

またこの漫才では、ツッコミ(強烈さ・ワード)は面白いものの、そこまでのフリに多少無理があるのが気になった。

最初のくだりだけでも、竹内まなぶ(ボケ)が「メガネをかけて キョロキョロと探すよ メガネはどこだ」と川柳を言ったのに対して、石田たくみ(ツッコミ)が「これは面白い」というのがまず不自然(もちろんノリツッコミではあるのだが、「M-1グランプリ」の舞台であれを面白いと言ってノること自体に違和感を感じた)。

また、その後のくだりで石田が「レベルがグーンと下がったな!」とツッコんだ所についても、「いや元々レベル高くなかったろ」と思ってしまった。

あと最後の挨拶で服をふわっとさせるパフォーマンスは、(仮に音響が正しく鳴っていたとしても)面白くないので必要ないと思う。
 
 
③相席スタート「合コン」 84点
(審査員: 巨人87 礼二88 大吉87 松本84 上沼90)

男女コンビならではのキャッチーなネタを、よく作り上げていた。

野球関連のネタではありがちかな構成かもしれないが、カウントがツースリーに近づくにつれ盛り上がり、4分間のピークをうまく作れていた。

ただ全体的に、面白さより(言葉の)上手さが先行していた感が勿体なかった(言い回しはかなり練られていたと思うが…)。
 

■続き(ファーストラウンド 4~6組目)
M-1グランプリ2016 感想&個人的採点② (銀シャリ、スリムクラブ、ハライチ)

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