(日本語) R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点②

更新日：Saturday July 6th, 2019

Sorry, this entry is only available in Japanese.

(日本語) kanren_kijishita

(日本語)

-お笑い賞レース感想

: M-1グランプリ2005 感想&個人的採点③

先日のM-1グランプリ2017はレベルが高く、面白かったですね。私はその影響を受け、過去のM-1グランプリを見返しています。ということで、今回はM-1グランプリ2005の感想と個人的な採点を書いてみました。今回はその3記事目となります。 ※これまでの記事　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点① (笑い飯、アジアン、南海キャンディーズ）　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点② (チュートリアル、ブラックマヨネーズ、品川庄司） ※2017年現在の価値観では語らず、放送当時に抱いた感想を思い出して書くように努めました。なぜなら笑いは時代と共に変化するため、今の価値観で評価するのは正しくないと思うからです。 ※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。なお審査員の「大竹」は「大竹まこと」の略です。 M-1グランプリ 2005 完全版 ~本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”~ [DVD] posted with カエレバ麒麟よしもとミュージックエンタテインメント 2006-04-26 Amazon 楽天市場ファーストラウンド 7~9組目 (タイムマシーン3号、麒麟、千鳥) ⑦タイムマシーン3号「デブの世界」 84点（審査員: カウス88 石井85 洋七82 大竹82 渡辺83 松本75 紳助76）シンプルに面白かった。ただ、ボケが単調に並んでいた印象もあり、時間を活かしたカラクリ（伏線など）や、爆発的なボケが無かったという点で、ブラックマヨネーズより少し劣ると判断した。しかし安定していたし、自分たちのスタイルも確立していたので、審査員がつけたほど低得点でなくても良かったんじゃないかと思う。（観客投票の爆笑オンエアバトルではめっぽう強いコンビであるため、素人目線と玄人目線とで評価が分かれるのかもしれない） ⑧麒麟「野球」 86点（審査員: カウス97 石井95 洋七95 大竹90 渡辺91 松本90 紳助88）非常に良い出来で、面白かった。途中アドリブ的な喧嘩のくだりがあり大丈夫かと思ったが、そこも中だるみせず良いアクセントにしており、結果的に他コンビとの差別化が図れていた。高レベルで僅差のこの大会を頭一つ抜け出せた理由は（ネタの内容もさることながら）、審査員も言っていたオチの素晴らしさと、「面白い」というオーラだと思う。過去の経験からかM-1の大舞台でもリラックスしている2人が颯爽と登場し、川島が（いかにも面白いことをやってくれそうな）全身黒スーツで「麒麟です。」と言い放つ。この時点で、真打登場感（本当に面白い人達が出てきた!）があり、観客の心は鷲掴みにされたと思う。（このM-1の時点では知らなかったが）川島のお笑い底力を考えると、どんなハプニングが起こってもきっちり笑いに持っていけるのだろう。彼もその自信を持っているからこそ、あれだけリラックスできたのだと思う。まさに天才である。 ⑨千鳥「幕末」 83点（審査員: カウス93 石井89 洋七86 大竹88 渡辺89 松本80 紳助82）「わしにゃーわからん、アホじゃけえ」が、ずっと印象に残る漫才。細松となったノブのフリに対する、大悟の「わしにゃーわからん、アホじゃけえ」には死ぬほど笑った。ただ残念だったのは、上記時点の「アホじゃけえ」がネタのピークとなってしまい、最後の7連続ボケのどれもがそのピークより面白くなかったことだ。そのため終わった時の尻すぼみ感が否めなかった。過去2年のM-1と比べ、センスが上手く伝わるネタだったのに…。勿体なかった。 P.S 「千鳥『幕末』」ってなんかカッコいい。 ■続き M-1グランプリ2005 感想&個人的採点④（最終決戦:　麒麟、笑い飯、ブラックマヨネーズ） ■その他の賞レースの感想 M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2016 感想&個人的採点① M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① M-1グランプリ2009 感想&個人的採点① …

: R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点③

R-1ぐらんぷり2018を見たので、感想と個人的な採点を書いてみます。今回はその3記事目です。 ※これまでの記事　R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点① (ルシファー吉岡、カニササレアヤコ、おいでやす小田、おぐ) 　R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点② (河邑ミク、チョコレートプラネット長田、ゆりやんレトリィバァ、霜降り明星せいや) ※参考までに、記事末尾にプロの審査員の評価も記載しています。 Cブロック (濱田祐太郎、紺野ぶるま、霜降り明星粗品、マツモトクラブ) ①濱田祐太郎「驚いたこと」 88点一流の漫談家だな、と思った。もちろんネタは面白かったのだが、声がとても素敵で驚いた。ただ、ネタ中の手の動きがやけに気になってしまったのと、エピソード間のつなぎが「あとこれもウソやろって思ったんですけど」ばっかりで、もうちょっと違うフレーズを聞きたかったな、という思いはあった。まぁつなぎはボケの面白さと直接関係ないし、漫才・漫談のコツは「とにかく面白いボケを、無理矢理にでもつなげること（=流れはきれいでなくて良い）by 島田紳助」なので、重要でないと言えば重要でない。ただ、演者全員が漏れなく笑いを獲るこの大会においては、つなぎの1ワードも採点対象になってしまうと思う。その点で、やや他の演者より劣っているように感じた。そして最後に思ったのは、すべらない話に出て欲しいということだった（←採点とは関係ないw）。 ②紺野ぶるま「プロポーズ」 89点ネタを通して1つのテーマのみだったが、その中でも色々と趣向の違うボケが散りばめられており、その点に並々ならぬ工夫を感じた。ただ、最後の「きれい…」で全く笑いが起きておらず、このオチで他の決勝進出者とは差がついてしまった。結果論かもしれないが、「もうちょっと良いオチが無かったかな?」と思ってしまった。なお、終わり際に謎の関西弁?（「もらっていいんかいな?」）になるくだり等は、「そういえば地方から来たって言ってたな」と思い出す哀愁漂うアクセントだったが、これはあまり盛り上がっていなかった。私は結構好きだったのだが…。 ③霜降り明星粗品「ツッコミかるた」 93点めっちゃおもろいわ。よくよく分析してみると、ダジャレチックで単純なボケがメインだとわかるのだが、それを見せ方・言い方の妙で笑いに変えているのは流石としか言いようがない。また天丼も上手く、同じ絵で文字を変える・忘れた頃に相田みつをを挟むなど、絶妙な変化を入れながら笑いを重ねており、3分間をとても有意義に使っていた。謎解きの笑い（※）で直ぐには気づきにくい「バク買い中国人」「フーミン（不眠）」など、演じる側にとって勇気が必要そうなくだりでも、落ち着いて笑いをとっていた。文句なしの暫定トップとする。 ※謎解きの笑い　…　桂枝雀が4つに分類した笑いのとり方のうちの1つ。先に謎を与えておき、それを解決することで笑いをとる（「なーるほど。」という安心感を与える）。詳細は桂枝雀の著書「らくごDE枝雀」を参照。らくごDE枝雀 (ちくま文庫) posted with ヨメレバ桂枝雀筑摩書房 1993-10-01 Amazon Kindle 楽天ブックス ④マツモトクラブ「駅前」 86点推察するに、このネタは「登場シーンの全てで、舞台下手（しもて）から上手（かみて）に抜けると面白いのでは?」という発想が先にあり、それに合わせたシチュエーションを後から考えることで作成されたのではないかと思う。そういう意味では、新しい笑いの方程式を作ろうとしたフロンティアスピリットは賞賛されるべきだし、実際にそれがネタとして昇華されるまでに至ったことも評価できる。ただ、「笑いにつながったか?」と言われると沈黙せざるを得ないのが正直なところで、結構早い段階で話が感動的な方に向かってしまったため、後半は笑いが少なかったように思う。やっと最後の「カツカレー」で笑えたものの、その状況を極端に例えるなら、もはや「焼け石に水」だった。ということで私としては、Cブロックは霜降り明星粗品が最も良かったです。ちなみにプロの審査員の評価は以下の通りです（1人3票制、視聴者投票もあり）。 1位濱田祐太郎　　　　8票（文枝3 陣内1 ヒロミ1 視聴者3） 2位マツモトクラブ　　 8票（関根3 久本3 視聴者2） 3位霜降り明星粗品　　5票（陣内2 ヒロミ2 視聴者1） 4位紺野ぶるま　　　　0票 ※1位と2位の順位は、視聴者投票の差により決定。 ■続き R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点④ …

: (日本語) キングオブコント2015 感想&個人的採点③

Sorry, this entry is only available in Japanese.

: (日本語) R-1ぐらんぷり2016 感想&個人的採点④

Sorry, this entry is only available in Japanese.

: (日本語) キングオブコント2009 感想&個人的採点③

: M-1グランプリ2005 個人的採点をプロの採点と比べてみた。

先日のM-1グランプリ2017はレベルが高く、面白かったですね。私はその影響を受け、過去のM-1グランプリを見返しています。ということで、これまで以下の4記事でM-1グランプリ2005の感想と個人的な採点を書きました。　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点① (笑い飯、アジアン、南海キャンディーズ）　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点② (チュートリアル、ブラックマヨネーズ、品川庄司）　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点③ (タイムマシーン3号、麒麟、千鳥）　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点④（最終決戦:　麒麟、笑い飯、ブラックマヨネーズ） M-1グランプリ 2005 完全版 ~本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”~ [DVD] posted with カエレバ麒麟よしもとミュージックエンタテインメント 2006-04-26 Amazon 楽天市場折角なので、筆者がつけた得点とプロの審査員がつけた得点との相関係数をとってみました。 ※相関係数とは、2つのデータの関連度合を測る指標であり、基本的に値が大きい方が関連が強いです。・各個人がつけた全得点の中で、各ラウンドごとの最高得点を赤字、最低得点を青字で記しています（ただし審査員の最終決戦については、投票制なので色付け無し）。・審査員合計点も同様に、各ラウンドでの最高得点を赤字、最低得点を青字で記しています。・筆者との相関係数については、相関係数が最も高かった審査員との係数を赤字、最も低かった審査員との係数を青字で記しています。・審査員は敬称略です。・審査員の「大竹」は「大竹まこと」の略です。結論: 筆者は渡辺正行さんと傾向が近く、中田カウスさん・大竹まことさんとは遠い。あと余談ですが、この回の審査員には同じお笑いグループから2人入っており（具体的には、コント赤信号からラサール石井さん・渡辺正行さん）、これは2017年までのM-1では唯一の事例だと思います。以上、お読みいただき、ありがとうございました。 ■その他の賞レースの感想■ M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2016 感想&個人的採点① M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① M-1グランプリ2009 感想&個人的採点① M-1グランプリ2008 感想&個人的採点① M-1グランプリ2007 感想&個人的採点① キングオブコント2017 感想&個人的採点① R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点①

: M-1グランプリ2010 個人的採点をプロの採点と比べてみた。

先日のM-1グランプリ2017はレベルが高く、面白かったですね。私はその影響を受け、過去のM-1グランプリも見返しています。ということで、これまで以下の4記事でM-1グランプリ2010の感想と個人的な採点を書きました。　M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① (カナリア、ジャルジャル、スリムクラブ）　M-1グランプリ2010 感想&個人的採点② (銀シャリ、ナイツ、笑い飯）　M-1グランプリ2010 感想&個人的採点③ (ハライチ、ピース、パンクブーブー）　M-1グランプリ2010 感想&個人的採点④（最終決戦:　スリムクラブ、笑い飯、パンクブーブー） M-1グランプリ2010完全版～最後の聖戦！無冠の帝王vs最強の刺客～ [DVD] posted with カエレバカナリアよしもとアール・アンド・シー 2011-03-30 Amazon 楽天市場折角なので、筆者がつけた得点とプロの審査員がつけた得点との相関係数をとってみました。 ※相関係数とは、2つのデータの関連度合を測る指標であり、基本的に値が大きい方が関連が強いです。・各個人がつけた全得点の中で、各ラウンドごとの最高得点を赤字、最低得点を青字で記しています（ただし審査員の最終決戦については、投票制なので色付け無し）。・審査員合計点も同様に、各ラウンドでの最高得点を赤字、最低得点を青字で記しています。・筆者との相関係数については、相関係数が最も高かった審査員との係数を赤字、最も低かった審査員との係数を青字で記しています。・審査員は敬称略です。結論: 筆者は南原さんと傾向が近く、カウスさんとは遠い。以上、お読みいただき、ありがとうございました。 ■その他の賞レースの感想 M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2016 感想&個人的採点① M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① M-1グランプリ2009 感想&個人的採点① M-1グランプリ2008 感想&個人的採点① M-1グランプリ2007 感想&個人的採点① M-1グランプリ2005 感想&個人的採点① キングオブコント2017 感想&個人的採点① R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点①

: R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点①

R-1ぐらんぷり2018を見たので、感想と個人的な採点を書いてみます。 ※参考までに、記事末尾にプロの審査員の評価も記載しています。 Aブロック (ルシファー吉岡、カニササレアヤコ、おいでやす小田、おぐ) ①ルシファー吉岡「父と息子」 88点決して悪くはなかったが、「トップバッター」「早い時間帯での下（よりの）ネタ」「笑いのピーク（生姜をおかずにしてるのか）が前半」という3要素により、客席の盛り上がりに欠けたように思う。また、オチ（しょうが…ないってことで。）もインパクトが弱かったか。そもそも、なぜこのネタをチョイスしたのか、理解に苦しむ。一昨年・昨年のR-1ぐらんぷりを見る限り、ルシファーは下よりのネタでなくても、他に良いネタが絶対あるはずだ。過去2年で大爆発を起こしてくれていたからこそ、今年は期待しており、その分落胆も大きかった。基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。 ②カニササレアヤコ「平安貴族」 88点決勝進出者が発表された時から話題になっていたが、「現役のOLが出る」ということですごく楽しみにしていた。そしていざネタを見てみると、確かに「専業芸人を差し置いて、決勝に選ばれるべき斬新さ」がそこにはあった。一方で、「新しい笑いの方程式」までは見出せなかったように思う（結果として新しかったのは、「平安時代をテーマにした」という部分のみ）。ただこれは、私が勝手にダークホースに期待しすぎただけかもしれない。さて別の観点で言うと、最初のものまねがピークで、その後ショートコント・あるあると続くに従い、笑いが減衰していったのは厳しかった。ただ、これは致し方ないかもしれない。というのも彼女は知名度がほぼ0であるため、1ネタ目でつまづこうものなら、即座に「面白くない人」だと判断され、お客さんが離れてしまうリスクがあったからだ。そのため、ツカミや前半に重きを置いたのは頷ける。これから実績が重なれば、後半に向けてビルドアップしていくネタも披露できるだろう。 ③おいでやす小田「ホテルマン」 85点暖房をガンガンに上げるあたりから一気に盛り上がりかけ、まさに「これからどうなるんだ?」というところだったのに、唐突に終わった印象を受けた。これはかなり残念だった。正直、あれだと物足りない！もっと尾崎さんとの絡みが見たかった。なお構成以外の点に着目すると、1人コントでホテルマンという設定は斬新だったので良かったと思う。また演技力も流石で、見入ってしまうことも否めなかった。ただ、肝心の「面白いか」という点で、（先述の「強制終了的な感じ」も要因の1つだろうが）疑問符がつく結果だった。 ④おぐ「入れ替わり」 90点一言で言うと、感動してしまった。この感動は二重の意味を含んでいて、コントの内容（ハゲにもいい人いるんだ！）もさることながら、「君の名は」を全体のテーマとしてネタに昇華させていたことにも心を打たれた。後者については、これまで数々の芸人がチャレンジしてきたと思うが、賞レースの決勝に残るものは誰も作り上げられていなかったので、その意味で彼は第一人者になったと考える。また、しっかり一言ずつ、狙ったところで笑いをとっていたのも高評価だった。そして、オチもきっちりハマっていた。ということで私としては、Aブロックは文句なく “おぐ” が一番でした。ちなみにプロの審査員の評価は以下の通りです（1人3票制、視聴者投票もあり）。 1. おぐ　　　　　　　11票（関根2 久本1 陣内3 ヒロミ2 視聴者3） 2. おいでやす小田　　6票（文枝2 久本2 視聴者2） 3. カニササレアヤコ　3票（文枝1 ヒロミ1 視聴者1） 4. ルシファー吉岡　　1票（関根1）（余談）正直、Aブロックはネタが豊富にある芸人ほど悩ましい（勝ち上がりにくい）のではないかと思う。というのも番組前半なので、スタンダードなネタが求められる（番組構成的にも、客席の笑い的にも）一方、勝ち上がるためにはニッチな要素で大爆発を起こさなければならないと考えるからだ。ネタがない芸人であれば、準決勝を勝ち上がったネタで勝負するしかないため逆に開き直れるが、なまじネタがある芸人は、スタンダードとニッチの狭間で中途半端なネタをチョイスしてしまうリスクが高まる。今回、ルシファー吉岡とおいでやす小田はそれにハマっていたように思えた。 ■続き R-1ぐらんぷり2018 感想&個人的採点② (河邑ミク、チョコレートプラネット長田、ゆりやんレトリィバァ、霜降り明星せいや) ■その他の賞レースの感想 R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点① キングオブコント2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2016 感想&個人的採点① M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① M-1グランプリ2009 感想&個人的採点① M-1グランプリ2008 感想&個人的採点① M-1グランプリ2007 感想&個人的採点① M-1グランプリ2005 …

: (日本語) R-1グランプリ2021 感想&個人的採点②

Sorry, this entry is only available in Japanese.

: M-1グランプリ2005 感想&個人的採点②

先日のM-1グランプリ2017はレベルが高く、面白かったですね。私はその影響を受け、過去のM-1グランプリを見返しています。ということで、今回はM-1グランプリ2005の感想と個人的な採点を書いてみました。今回はその2記事目となります。 ※これまでの記事　M-1グランプリ2005 感想&個人的採点① (ファーストラウンド1~3組目:　笑い飯、アジアン、南海キャンディーズ） ※2018年現在の価値観では語らず、放送当時に抱いた感想を思い出して書くように努めました。なぜなら笑いは時代と共に変化するため、今の価値観で評価するのは正しくないと思うからです。 ※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。なお審査員の「大竹」は「大竹まこと」の略です。 M-1グランプリ 2005 完全版 ~本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”~ [DVD] posted with カエレバ麒麟よしもとミュージックエンタテインメント 2006-04-26 Amazon 楽天市場ファーストラウンド 4~6組目 (チュートリアル、ブラックマヨネーズ、品川庄司) ④チュートリアル「バーベキュー」 84点（審査員: カウス91 石井95 洋七86 大竹84 渡辺86 松本95 紳助85）後半の徳井の狂気は、なかなか爆発力があった。特に「外人のツレ居んのけ? 居んのけ?」のしつこい連呼、「やめとけ、もう十分やねんから…。じゃあ仮に言ってみ?」→「なすび…」→「おー、えーなー!!」のどんでん返しは、めちゃくちゃ面白かった。残念な点があったとすれば、前半、エンジンのかかりが悪かったことか。特に「玉ねぎ、玉ねぎ、オニオン」のボケはあまり面白いとは言えず、勢いを止めていたように思う。ただ、オリジナリティという観点で見れば申し分ない出来だった。彼らにしかない独自のスタイルが確立され、全国に配信された記念すべき瞬間だったように思う。 ⑤ブラックマヨネーズ「ボーリング」 85点（審査員: カウス96 石井94 洋七96 大竹90 渡辺93 松本95 紳助95）後半にかけてどんどん盛り上がる理想的な展開で、かなり面白かった。「また買え買え言うてるやん」「あんなとこで破れたら難波まで転がっていくわ」「それやったら『最初からひっくり返してください』って書いといたらええやろ」など、爆発要素も沢山あった。またボケの吉田の心配性をうまく活かして、彼ら独自のスタイルが確立されていたのも良かった。ただ、私としては笑い飯と同じくらいの面白さだと感じたので85点にした（笑い飯はトップ出番のハンデ3点あるので、点数は笑い飯の方が高い）。 ⑥品川庄司「刑事ドラマ」 85点（審査員: カウス89 石井91 洋七95 大竹89 渡辺87 松本90 紳助85）まず思ったのは、この漫才の評価は難しい（=審査員によって分かれる）んじゃないかということ。というのも、熱量と言う意味では一番だったと思う（お客さんにもうまく伝わっていたし）が、ネタの面白さでは笑い飯・ブラックマヨネーズの後塵を拝すると考えたからだ。（ブラックマヨネーズは品川庄司より大人しかったが、ボケのキレできっちり笑いをとっていた印象なのである。）結局、甲乙つけがたくブラックマヨネーズと同点とした。 ■続き M-1グランプリ2005 感想&個人的採点③ (タイムマシーン3号、麒麟、千鳥） ■その他の賞レースの感想 M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① M-1グランプリ2016 感想&個人的採点① M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① M-1グランプリ2009 感想&個人的採点① M-1グランプリ2008 感想&個人的採点① M-1グランプリ2007 感想&個人的採点① キングオブコント2017 感想&個人的採点① R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点① …

PREV: [:ja]R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点①[:]
NEXT: [:ja]R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点③[:]