みなさん、こんにちは。
今回は、1冊の中に良曲がたくさん含まれる、コスパ最強の楽譜をまとめてみました。
どれもおすすめですので、是非手にとってみてください!!
①王様のピアノ クラシック(全音楽譜)
クラシックの名曲の数々(原曲は主にオーケストラ)をピアノアレンジした楽譜。
アレンジが”王様”級に素晴らしく、演奏効果も原曲に引けを取らない。
(元がオーケストラの曲の場合、音色がピアノだけになるというハンデを克服したことになるので、その観点でもすごい!!)
特に、ダッタン人の踊りは素晴らしいと思う(以下、全音楽譜出版社の公式チャンネル動画より)。
②《くるみわり人形》メドレー(PP-579)(全音楽譜)
(以下、全音楽譜出版社の公式チャンネル動画より演奏動画を転載)
たった1つの組曲に、これほどたくさん「聞き覚えのある」曲が含まれるのは、他には無いのではないだろうか。
この楽譜に含まれているのは以下5曲で、どれも大変有名である。
・行進曲
・こんぺいとうの踊り
・トレパーク
・あし笛の踊り
・花のワルツ
※個人的な希望としては、できれば「序曲」も入れてほしかったところではあるが…。
ちなみにアレンジも難しすぎないので、中級者でも手が届きやすいと思う。
③ショパン エチュード集(ポーランド音楽出版社)
※他の出版社からも、多数の楽譜が出版されています。
ショパンのエチュードは、主となるOp10(全12曲), Op24(全12曲)を合わせて主に24曲だが、その中に有名な曲が多数含まれている。
ざっと記載すると以下の通りで、一度は耳にしたことがある曲も多いと思う。
・10-1「滝」 ←「ピアノの森」のOP
・10-3「別れの曲」
・10-4 ←「のだめ」で出てきた
・10-5「黒鍵」
・10-12「革命」
・25-1「エオリアンハーブ」
・25-9「蝶々」
・25-11「木枯らし」 ←「四月は君の嘘」で出てきた
上記の中でも、特に有名だと思われる革命は以下
(ショパンコンクールの主催機関の公式チャンネルより転載。演奏は2015年ショパンコンクール第2位のCharles Richard-Hamelin)。
ということで、この1冊をマスターするだけで、多くの名曲をレパートリーにできる。
(ただし、技術的にはかなり難しいが…)
※余談だが、別記事でまとめた ショパンの個人的ベスト30 にもエチュードから7曲ランクインさせた。
以上、お読み頂き、ありがとうございました。
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