お笑い賞レース感想

キングオブコント2010 感想&個人的採点①

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※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

1stステージ前半(TKOロッチピースキングオブコメディ

 
 
①TKO「葬式」 88点
(芸人審査: 820点)

トップバッターと言うこともあり、斬新な設定・構成のネタはかけにくい状況だった。
その割にはかなりまとめたんじゃないかと思う。

トップ出番でまだ会場が温まっていないことから、爆発を起こすのも難しかったと思うが、きっちり1つ1つの笑いを積み重ねて徐々にボルテージを上げることに成功していた。
そして、最後の「口で鐘の音を再現するくだり」も、トップ出番にしてはなかなかの爆笑をとった。

確実に及第点は与えられるような、良い出来だった。

基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。
 
 
②ロッチ「催眠術」 91点
(芸人審査: 826点)

展開も演技力も素晴らしく、面白かった。

具体的に展開に関しては、オチで “ドンデン” というか、弟子役のコカドの方が最終的に困ってしまうことで、コント全体が綺麗に締まったし面白みもあった。

また演技力に関しては、早い掛け合いのくだりも設定に溶け込んだまま演じられており、全く違和感がなく入り込んで見ることかできた。

1本目にしては相当良いネタで、勿体無いくらいに思えた。
これで仮に2本目が物足りなければ、かけるネタを入れ替えた方が良いだろう。
この出順の1本目(開始2組目で高い点数をあげづらい)より、2本目の方が点数が跳ねやすいだろうからだ。
 
 
③ピース「やまんば」 87点
(芸人審査: 827点)

会場や得点はそれなりに盛り上がっていたが、そこまで面白いネタだっただろうか?

正直、吉本芸人の間でピースが面白いと認められてる分、ウケや評価が高くなったような印象を受けた。
実力を認めるのは良いが、それと今回演じられたネタの面白さとは必ずしも一致しないはずで、ネタは別個に独立して評価するべきだろう。
いわば「吉本の内輪ノリ」を見せつけられたような感じで、快くはなかった。

特に最後の歌オチは、私はあまりハマらなかった。
こういう「愛を題材にしたJ-POP」とかを流して終えるコントって、いまいち面白くなった試しがないと思うのだが、このネタもその前例通りだったように思う。

ただ、これは私の好みの問題もあると思っていて、多分もっと大阪っぽいネタ(ハートフルな要素は絡めず、ただただセンスある面白いボケを羅列する)が欲しかったのだろう。
大阪出身の又吉が東京NSCでなく大阪NSCに入っていたら…、と思わなくもない。
 
 
④キングオブコメディ「誘拐」 93点
(芸人審査: 908点)

さまざまな手法を駆使し、幅広い笑いを作っていたのが素晴らしいと思った。
わかりやすいものだけでも、天丼(まだ子供なのだから)・伏線(実のお父さんの蒸発 → ペンダント)・軽度のメタ(ケイドロ → 結局捕まっちゃうんだよね)が含まれていた。

また、個々のボケの質も相当高かった(例:「自分の立場わかってんのか?」→「扶養家族」、「大人を何だと思ってるんだ!!」→「寂しがり屋」)。

ロッチもかなり良かったのだが、笑いの種類の豊富さに舌を巻いたので、2点だけこちらを高くつけた。

なお余談だが、今野のネタ中の設定(父の蒸発)が、紹介VTRとリンクしていてそれも少し興味深かった。
 

■続き(1stステージ後半)
キングオブコント2010 感想&個人的採点②(ジャルジャル、エレキコミック、ラバーガール、しずる)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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