お笑い賞レース感想

キングオブコント2012 感想&個人的採点④

更新日:

※これまでの記事
· 1stステージ前半(さらば青春の光、銀シャリ、トップリード、かもめんたる)
· 1stステージ後半(うしろシティ、しずる、夜ふかしの会、バイきんぐ)
· 2ndステージ前半(トップリード、銀シャリ、夜ふかしの会、うしろシティ)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

2ndステージ後半(さらば青春の光かもめんたるしずるバイきんぐ

 
⑤さらば青春の光「痛いの痛いの飛んでいけ」 95点
(芸人審査: 945点)

これは文句なしに、凄いネタだった。

早めに「いたとん」の世界を作った後は個々のボケが全部ハマっていたし、「心の傷に全然効かへん」からの「何の痛みも感じひんわ」というオチはこれ以上無いほどのクオリティだった。
 

そして極めつけは「いたとん」という新フレーズ。

これは良い意味で耳に残るもので、話題性まで提供してくれた。
 

(素晴らしすぎたので、これ以上書くことがない…)

 
⑥かもめんたる「作文」 92点
(芸人審査: 907点)

地味にこれも凄いネタ。

このコンビは、ボケの岩崎う大が放つ「気持ち悪さ」がそのまま彼らのオリジナリティになっている。

1本目はそれを上手く笑いに変えられていなかったものの、この2本目で真骨頂を見せつけた感じだ。
 

そして「お疲れ」というフレーズも、先程のさらばの「いたとん」同様、良い意味で記憶に定着した。

このような大きな賞レースでは、普通に面白いネタをやっても勿論良いが、何かキーワードがあると何年経っても忘れずにいてもらいやすい。

この大会自体、「いたとん」「お疲れ」「なんて日だ」の回と呼ばれることもあるくらいだから、それだけこれらのフレーズは価値が高かったと言えるだろう。
 

ただ、「フレーズを決め込むことには、怖い面もある」ということも併せて述べておきたい。

知名度があるコンビならまだしも、初めて見るコンビが「自分達の世界感」だけでなく「フレーズ」まで客に押し付けるのは、相当面白くないと成立しない。

失敗例として、今大会のトップリードの1本目は、「邪魔」というフレーズが空回りしまくっていた。

その点で、さらば青春の光・かもめんたるとも、「メンタル(=度胸&これまでウケてきたという自信)」と「ネタの面白さ」がずば抜けていたと言える。

 
なお上述の通り素晴らしいコントだったが、1本目のバイキングほどのインパクトは無かったので、私はそれより低くつけた。

また公式結果に関しても、さらばの直後だったため少し損したように思う。
 
 
⑦しずる「ビックリ先生」 84点
(芸人審査: 875点)

これは面白くないわけではなかったが、他のコンビの2本目が軒並み爆笑だったので、その対比でかなりひどく見えてしまった。
 

ただキングオブコントの決勝ということを考えると、ビックリの1点勝負には”単純”という印象を抱かざるを得なかった。

もちろん、その中で色々バリエーションを増やす試みは見てとれたが、正直この大会で見たいネタではなかった。
 

案の定、準決勝は1本目の時間ネタで通過したようで(別ブログの記事 参照)、さすがに2本目が微妙であることは彼らも自覚していただろう。
 
 
⑧バイきんぐ「帰省」 92点
(芸人審査: 974点)

大トリのプレッシャーをもろともせず、素晴らしいコントを見せつけた。

(もちろんネタには自信があっただろうが、彼らは当時テレビにほとんど出ていなかったため、ゴールデン番組の大トリという別のプレッシャーは感じていたものと推察される。)

「4000万思い出したんだよー!」も上手かったし、「なんて日だ!!」はもはや伝説だ。
 

強いて違和感を感じた点を挙げるとするなら、小峠のテンションにリアリティが無かったことか。

「こいつはいい!」でくるっと回ったり、「ちきしょうめー」で”元気に”崩れ落ちたりしたところは、「実際に驚いていたら、そこまではしゃげないだろ!」と思った。
 

以上が感想となります。
では最後に、個人的な採点での順位をまとめてみます。
※()内は、”1本目のネタの得点+2本目のネタの得点” という形式で各ネタの得点を記載しています。

1. バイきんぐ   185点(93点+92点)
2. さらば青春の光 183点(88点+95点)
3. うしろシティ  180点(90点+90点)
3. 夜ふかしの会  180点(91点+89点)
5. かもめんたる  178点(86点+92点)
6. しずる     177点(93点+84点)
7. 銀シャリ    171点(87点+84点)
8. トップリード  149点(83点+66点)

なお、芸人審査の結果(公式結果)は以下の通りでした。

1. バイきんぐ   1941点(967点+974点)
2. さらば青春の光 1807点(862点+945点)
3. かもめんたる  1790点(883点+907点)
4. しずる     1788点(913点+875点)
5. うしろシティ  1680点(843点+837点)
6. 夜ふかしの会  1495点(778点+717点)
7. 銀シャリ    1486点(754点+732点)
8. トップリード  1394点(711点+683点)
 

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

kanren_kijishita



-お笑い賞レース感想

Copyright© ぜんかいブログ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.