お笑い賞レース感想

キングオブコント2013 感想&個人的採点①

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※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

1stステージ前半(うしろシティ鬼ヶ島かもめんたる天竺鼠

 
 
①うしろシティ「上京」 88点
(芸人審査: 773点)

私は、設定がすごく好きだった。
この大会で決勝に残るような芸人は「東京で成功した」と言っていい人たちなので、「東京で成功しそうにない人間を演じる」という発想に、まず意外性を感じた。
また、ただ発想が新しいだけではなく、終始面白くコントとしての完成度が高かった。

トップ出番というハンデもあり、公式の採点では全体の最下位になってしまったが、そこまでひどいネタでは絶対なかった。
逆に、トップでこれだけきっちりしたネタを披露できるのには、単純に「実力があるな」と思った。

ただ少し気になったのは、最後の「本物じゃないかー!」というツッコミ。
直前まで標準語でツッコんでいたのに、いきなり方言丸出しになったのには違和感しか感じなかった。
彼らが意図してそうしたのかわからないが、あの訛りは全くもって必要なかったと思う。

基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。
 
 
②鬼ヶ島「音楽の授業」 82点
(芸人審査: 904点)

爆発力があり悪くはなかったが、叫び系のネタにありがちな幼稚さを脱却できるほどは面白くなかった。
言い換えると、エネルギーだけでなく展開の妙がほしかったが、それが足りず(私は)ハマらなかった。

ただ、DJ和田の「Let’s get on」については、タイミングが絶妙でいちいち面白かった。

あと単純に「すげぇ!」と思ったのは、野田の声量である。
バックであれだけグリーングリーンのBGMが流れ、野田以外の2人も(小声ではあるが)歌っていたにも関わらず、それを上書きするあの大声。
「鬼が島が演じた後は、舞台が焼け野原になる」ことは有名だが、そのパワーの源は野田の声なのだろうとつくづく思った。
 
 
③かもめんたる「路上アーティスト」 95点
(芸人審査: 923点)

これはすごい。
お笑いを目指す若者たちを一蹴する(=「俺にはこんなん無理だわ」とひるませてしまう)のではと思うような、圧倒的に高いレベルのネタだった。

「みんな同い年なんだろ?」「6億持ってんだ、全部示談だ。」「『ピエロのプライド』、これはいいじゃない。」、どのくだりも秀逸だった。
「今大会の秀逸なくだりトップ10」(どんなランキングだw)があれば、これらは全てランク入りするだろう。

また、最後のマネキンのオチは意外すぎて、これまた今大会のNo.1 オチになるような気がする(まだ3組しか見ていないものの)。

とにかく、圧倒的暫定トップで文句なし。
後のことがあるからら95点で止めておくが、これが後半なら98点とかつけていたかもしれない。

ちなみに、芸人審査でもやはり1位になっていた。
ネタ前の紹介VTRであまりにも幸せそうな結婚生活が映されていたので、売れてない芸人なんかは、最初は点をあげたいと思わなかったんじゃないだろうか。
それでもあれだけの点数を稼いだのだから、その観点で見ても、群を抜く面白さであったことは間違いない。
 
 
④天竺鼠「寿司」 89点
(芸人審査: 879点)

斬新な設定により、抜群のセンスがあることを1ネタで証明した。
ただ、笑いを詰め込みにくい構成だったこともあり、めちゃくちゃ面白かったかと言うと首をかしげるところだ。

ハイライトは、後半に舞台の右側から寿司職人が出てきたところと、玉子が帰った直後の「玉子さん~♪」という瀬下のセリフか。
これらはかなり面白く、順当にウケていたように思う。
 

■続き(1stステージ後半)
キングオブコント2013 感想&個人的採点②(アルコ&ピース、TKO、ジグザグジギー、さらば青春の光)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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