お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2006 感想&個人的採点①

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※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

ファーストラウンド 1~3組目
(POISON GIRL BANDフットボールアワーザ・プラン9)

 

 
①POISON GIRL BAND「ファッション」 78点
(審査員: カウス85 大竹83 洋七81 渡辺75 南原85 松本85 紳助76)

まず、出番がめちゃくちゃ損だった。
単純にトップだからというだけでなく、彼らの漫才が全く正統派ではないため、直球がない状態でいきなりすごい変化球を投げたような形になってしまったのだ。
その結果、彼らはものすごい努力でこの変化球漫才を編み出したにも関わらず、そのすごさがまるで伝わっていなかった。

ただ、ネタそのものも盛り上がりに欠けてしかるべきだったと思う。
その理由の1つが、前半の引っかかりのなさである。
靴のくだりは、「ねっちょねっちょ」でハメる想定だったのだろうが、まるでハマらず低調な出だしになってしまった(その後のズボンは面白かったが)。

正直、2004年の初出場時(野球ネタ)より発想が数段劣っていた気がした。
率直に書くと「よくこれで決勝残ったな」という感じもあった。

通常なら85点+トップハンデ3点を基準点にするのだが、このネタは出来が悪めかなと思い、上に幅を持たせるため75点+トップハンデ3点の78点とした。
 
 
②フットボールアワー「ヒーロー戦隊」 89点
(審査員: カウス96 大竹89 洋七91 渡辺90 南原94 松本90 紳助90)

さすがチャンピオン経験者、素晴らしい漫才だった。
「確かにそうかもしれん」という耳に残るワードをうまく含め、最後もそれで落としたりするなど無駄がなく、一つ一つのボケのクオリティも高かった。

相当レベルが高い漫才だと思った一方、デリバリーヘルスのくだりは少し時間帯を考えてほしかった。
まだ2番手で中高生もバリバリ見ている時間帯なので、一家団欒の食卓にも優しいボケであるべきだった。
(そもそもこのネタにおいて、それほど重要なくだりでもなかったし。)

90点台には乗らなかったが、これはPOISON GIRL BANDを低くつけすぎたためであり、かなりレベルの高いネタだったと思う。
 
 
③ザ・プラン9「天使と悪魔」 89点
(審査員: カウス93 大竹82 洋七90 渡辺80 南原89 松本80 紳助83)

こちらもフットボールアワーに続き、安定感が高かった。
個人的には、新しさという観点でフットボールアワーより魅力があったのは間違いない。
また「未来から来た人」というボケは秀逸で、もちろん爆笑した。

フットボールアワーとどちらを高くつけようか迷ったが、こちらは5人漫才という発明があった一方、あちらは群を抜いた完成度があり、甲乙つけがたく最終的に同点(89点)とした。

なお、最後のお辞儀をするところで全員の顔が見えるようにする等、2人では必要ないはずの細部の工夫が垣間見えたのには、感動すら覚えた。
 

■続き(ファーストラウンド 4~6組目)
M-1グランプリ2006 感想&個人的採点② (麒麟、トータルテンボス、チュートリアル)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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