お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2006 感想&個人的採点③

更新日:

※これまでの記事
 M-1グランプリ2006 感想&個人的採点① (POISON GIRL BAND、フットボールアワー、ザ・プラン9)
 M-1グランプリ2006 感想&個人的採点② (麒麟、トータルテンボス、チュートリアル)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

ファーストラウンド 7~9組目
(変ホ長調笑い飯ライセンス)

 

 
⑦変ホ長調「負け犬」 86点
(審査員: カウス88 大竹83 洋七85 渡辺79 南原84 松本75 紳助82)

結論から言うと、彼女たちはもはやアマチュアではないと感じた。
決勝の舞台で全く緊張を見せず、自分の間を保ったまま話し、しかもきっちり笑いまでとったのだからプロ同然である。
そこまでお笑いが好きなのであれば、とっととプロに転向してしまえばいいのに、と率直に思ったほど完成されていた。

なおこのネタは、客の世代・性別が彼女らに近ければ近いほど、より爆発するのだろう。
少なくとも若い男子をターゲットにしたネタではないにも関わらず、私はそれなりに面白かった(「お天気踏み台にしてはる人」では思わず吹き出した)ので、相当なレベルなのだと考える。

後に松本人志は彼女らを酷評していた(※)が、私個人としては、この大会では何組かのプロより上に行っていたと思う。

※「放送室」というラジオ番組にて、「彼女たちには何の罪もないんやけれど、決勝まで出してはいかんかった。プロがアマがという分け方は俺は嫌いやけど、あれが出ることによって、もっとレベルの高い子らが1枠なくなってることが悔しかった。」とのコメントを残した。
 
 
⑧笑い飯「子供の教育」 92点
(審査員: カウス92 大竹89 洋七90 渡辺85 南原92 松本89 紳助89)

これは難しかった。
悩みに悩んだが、西田の2つのボケ「お茶碗が急に喋りだしたー!!」「おかかいり」の爆発力を評価し、麒麟より上につけた。

正直、これは好みの問題だと感じる。
例えて言うなら、麒麟は90点のボケを連発してくれるが、笑い飯は60点のボケの中に120点のボケが埋もれているようなイメージである。
笑い飯は安定感があまりないのだが、見ている側としては「たまに出る大当たり」が楽しみで、ついつい惹かれてしまうのだ。

(いつも思うのだが)哲夫のボケのクオリティがもっと上がれば、何も悩まずに高得点をつけられるのだが…。
 
 
⑨ライセンス「大人向けのドラえもん」 89点
(審査員: カウス89 大竹83 洋七89 渡辺88 南原90 松本85 紳助85)

後半の盛り上がりは、出場したどのコンビよりも大きかったように思う。
また「萌えー!」「イヤッホーイ!(最後のハイタッチ)」など爆発も複数箇所あったし、ラストイヤーであることによる感動も含まれていて、良いパフォーマンスだったと思う。

ただ、この個人的採点で3位以内に入れなかったのには、明確な理由がある。
それは、初見でライセンスのネタを見た場合(私も当時そうだった)、序盤の印象がかなり悪いと考えられるためである。

もう少し詳細に書くと、2つ目のボケ「おまえはアホか死ねー」が、ガラが悪い上にボケのクオリティも低いので致命的なのだ。
この一言のみで、嫌悪感に加えて「この人たち面白くなさそう、見たいと思わない」という感情を与えてしまう可能性がある。

全国ネットで初見の人も多かっただろうし、もっと優しく始めた方が絶対に良かったと思う。
ドラえもんのコントに入ってからはかなり面白かったので、非常に勿体なかった。
 

■続き
M-1グランプリ2006 感想&個人的採点④(最終決戦: 麒麟、フットボールアワー、チュートリアル)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

kanren_kijishita



-お笑い賞レース感想

Copyright© ぜんかいブログ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.