お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2006 感想&個人的採点④

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2006 感想&個人的採点① (POISON GIRL BAND、フットボールアワー、ザ・プラン9)
 M-1グランプリ2006 感想&個人的採点② (麒麟、トータルテンボス、チュートリアル)
 M-1グランプリ2006 感想&個人的採点③ (変ホ長調、笑い飯、ライセンス)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

最終決戦 (麒麟笑い飯ブラックマヨネーズ)
 

 
①麒麟「探検隊」 87点

台本としてのネタは、かなり質が高いものだったと思う。
iPodや通訳のくだりなど、エッジの効いたボケも複数あった。

だからこそ逆に、噛みまくっていたのが大変残念だった。
噛まなければ普通に90点をつけていたように思う。

大会前から売れっ子で忙しかったのもあるだろうが、いかんせん練習不足である。
地方の営業ではこれで十分かもしれないが、M-1でこのクオリティだとさすがに厳しい。
 
 
②フットボールアワー「居酒屋」 87点

面白いと言えば面白かったのだが、「取り皿」の天丼がしつこすぎて、後半はそのワードが出てくる度に冷めてしまった。

このネタは「取り皿」というワードにハマれば大爆笑なのだろうが、観客全員がハマるわけではないので、かなりリスキーな戦略である。
個人的には、その戦略が裏目に出た感じに見えた。

ただ、別のボケ「肉声席」にはめちゃくちゃ笑った。
そのボケだけでも、最終3組に残っただけの実力が現れていたと思う。
 
 
③チュートリアル「チリンチリン」 93点

優勝という観点では、文句なしであった。
実際、前の2組(麒麟・フットボールアワー)が1本目よりトーンダウンしたのに対し、チュートリアルは1本目と同様の質を維持できていた。

また、最後に徳井が情緒不安定になるところ(狂人の演技)は、相当練習を重ねたように思われた。
結果としての面白さもさることながら、努力量という観点でも讃えられるべきチャンピオンだと感じた。

ちなみに、1本目の感想では「冷蔵庫を女に見立てた」構図と説明したが、この2本目もほぼ「チリンチリンを女に見立てた」構図と考えて良さそうである(一部例外的なボケもあったが)。
その点で彼らの漫才は、”擬人”漫才と言って良いのかもしれない。
 

ということで、私としてはチュートリアルが優勝でした。
プロ審査員も全会一致でチュートリアルを選んだため、実際の結果は以下の通りでした(最終決戦は採点ではなく、1人1票の記名投票制)。
※審査員の「大竹」は「大竹まこと」の略です。

1. チュートリアル   … 7票(投票者: カウス、大竹、洋七、渡辺、南原、松本、紳助)
2. フットボールアワー … 0票
3. 麒麟        … 0票
※2位と3位はファーストラウンドの得点により決定。
 

また最後に、個人的な採点での順位もまとめてみました。
※ファーストラウンドのみの比較。最終決戦は私の採点とは異なる組が上がったので、ここでは対象から外す。

1. チュートリアル   96点
2. 笑い飯       92点
3. 麒麟        91点
4. フットボールアワー 89点
4. ザ・プラン9     89点
4. ライセンス     89点
7. 変ホ長調      86点
8. POISON GIRL BAND 78点
9. トータルテンボス  77点 

 
以上、お読みいただきありがとうございました。
 

■続き(番外編:プロの採点との比較)
M-1グランプリ2006 個人的採点をプロの採点と比べてみた。

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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