お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2008 感想&個人的採点②

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2008 感想&個人的採点① (ダイアン、笑い飯、モンスターエンジン)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

ファーストラウンド 4~6組目
(ナイツU字工事ザ・パンチ)

 

 
④ナイツ「宮﨑駿」 85点
(審査員: カウス94 大竹89 巨人89 渡辺91 上沼95 松本93 紳助89)

ナイツの特徴である「前半からフルスロットルでボケを畳み掛けるスタイル」が、観客に上手くハマったような気がする。

(笑い待ちをせずに高頻度でボケを繰り出すための工夫だと思うが)前半は爆発的な笑いにならない程度のボケを多数並べ、後半は「城」「崖の上の”ポ”」で爆発させてネタを終えた。

特に「崖の上の”ポ”」は、初見時に大爆笑したのを今でも鮮明に覚えている。

私は、面白さで言うとダイアンと同じくらい(レベルが高い)と思った。
ただ、ダイアンはトップだった分のハンデがあるため、点数的にはナイツの方が少し下になった。
 

ちなみに放送当時は気づかなかったが、土屋は1箇所ツッコミを間違えている。

中盤で「手塚治虫さん、ターミネーターじゃねーぞ。」とツッコんでいたが、あれは文脈からすると「宮崎駿さん、ターミネーターじゃねーぞ。」が正しいだろう。

まぁこのネタはボケがメインで、かつ次々に話が展開していくので、気づいた人は少なくウケにも影響しなかったと推察されるが。
 
 
 
⑤U字工事「栃木と茨城」 86点
(審査員: カウス92 大竹88 巨人84 渡辺90 上沼93 松本85 紳助91)
 
栃木ネタで推していく芸風は知っていたが、4分の勝負ネタを初めて見た感想は「予想外に(←失礼)良い漫才。」だった。

ネタのオリジナリティもさることながら、勢い(話しのエネルギーや温度感と言い換えても良い)がこれ以上無いくらい丁度良かった。

勢いというのは、無さすぎるとお客さんを巻き込めないが、ありすぎるとお客さんを置き去りにしてしまう。

その点でU字工事は「最適な」温度感だったと思う。
 

また個々のボケは、確かに全部栃木に絡んだものだったけれども、面白くて良質のものが多い印象を受けた。

強いて良くなかった点を挙げるなら、最後のオチ「そっち茨城方面だべ」が観客にハマらなかったことくらいか(私は良いオチだと思ったが)。

トップ出番のハンデを抜きにして考えると、個人的にはここまでで最高の得点となった。
 
 
⑥ザ・パンチ「ニュースキャスター」 80点
(審査員: カウス85 大竹83 巨人83 渡辺85 上沼88 松本80 紳助87)

決勝に進出した他の漫才師と比べると、やや掛け合いの間が悪く、またボケの質も低かった。

ただ、ザ・パンチはオリジナリティあるツッコミを作り上げてネタにまで昇華させたコンビなので、その点は評価されて良いかなと思う。
 

ちなみにネタが終わった際の率直な感想は、レッドカーペット(2008年当時のネタ番組)等で見るザ・パンチのショートネタよりは、今回の4分ネタの方がずっと面白い(あんなに滑っていたけど、それでもなお)ということだった。

「長い漫才の方が面白い」というのは実力者の証だと思うので、その点では実力の片鱗を見せてくれたように思う。
 

■続き(ファーストラウンド 7~9組目)
M-1グランプリ2008 感想&個人的採点③ (NON STYLE、キングコング、オードリー)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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