お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2010 感想&個人的採点③

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2010 感想&個人的採点① (カナリア、ジャルジャル、スリムクラブ)
 M-1グランプリ2010 感想&個人的採点② (銀シャリ、ナイツ、笑い飯)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

ファーストラウンド 7~9組目
(ハライチピースパンクブーブー)

 

 
⑦ハライチ「刑事」 91点
(審査員: カウス88 宮迫90 渡辺90 大竹90 南原89 松本86 紳助87)

これは良い漫才だと思った。

当時既に、ハライチの笑いのとり方が浸透していた(M-1決勝も2年連続の進出)ため驚きが少なかったが、もし初見であれば最終決戦進出もあったのではないだろうか。
そのくらい面白かった。

また構成も素晴らしく、「抑え目のビーム」「毒蜘蛛のポーズ」といった爆発ボケのタイミングや、後半の「ぬかみそ」の畳み掛けなど良い点が複数見つかった。

このように、単に澤部のリアクション芸にとどまっていなかったのも、高度なネタである印象をネタ受けた。

現時点で、笑い飯(96点)・銀シャリ(92点)に次ぐ91点とする(銀シャリより低くしたのは、個々のボケの質に差があると感じたため)。
 
 
⑧ピース「発音」 80点
(審査員: カウス95 宮迫92 渡辺89 大竹89 南原87 松本89 紳助88)

まず感じたのは、紹介VTR内の2人の険しい表情だった。

それを見て、「当時ピースはまだ売れていなかったし、辛い状況だったのだろう」と一瞬思ったが、彼らはM-1の3ヶ月前に開催されたキングオブコント2010で準優勝していたので、「関係ない(もともとあんな顔?)か」と考え直した。

余談はさておき(笑)、彼らはキングオブコントの勢いそのままにM-1でも爆笑を … と行きたいところだったが、正直他の決勝進出者と比べると一段劣る印象が拭えなかった。
というのも、シンプルにネタが悪いと思った。

最初に提示した「吸うものは吸って発音する」というコンセプト自体が地味だし、その後に驚きの展開があるわけでもなかった。
結局、終わった後も面白かった箇所を思い出せないくらい、印象に残らなかった。

プロ審査員の採点では4位だったので、そこまで酷くはないはずなのだが、個人的には「ピース=コント師」であって「ピース=漫才師」ではなかった。
 
 
⑨パンクブーブー「犯罪」 93点
(審査員: カウス96 宮迫98 渡辺95 大竹91 南原94 松本97 紳助97)

序盤から自分たちの空気を作り、M-1の緊張感を一気に和らげて文句なく笑わせた。

ネタ自体の発想もさることながら、同じパターンにも関わらず各々のボケの言い回しに工夫があり、最後まで飽きさせずにネタをやり切ったのも高評価だった。

途中までは銀シャリと同じくらいかな?と思ったが、「実の兄ちゃん」「そんな話を友達から聞いた」といった最後のどんでん返しが連続でハマり、銀シャリより高い点数をつけざるを得なくなった。
 

■続き(最終決戦)
M-1グランプリ2010 感想&個人的採点④(最終決戦: スリムクラブ、笑い飯、パンクブーブー)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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