お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2015 感想&個人的採点③

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2015 感想&個人的採点① (メイプル超合金、馬鹿よ貴方は、スーパーマラドーナ)
 M-1グランプリ2015 感想&個人的採点② (和牛、ジャルジャル、銀シャリ)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

ファーストラウンド 7~9組目
(ハライチタイムマシーン3号トレンディエンジェル)

 

 

 
⑦ハライチ「誘拐」 75点
(審査員: 哲夫87 佐藤88 石田86 富澤89 徳井89 吉田83 岩尾85 増田89 礼二92)

彼らは、従来の「岩井が次々繰り出す設定(ボケ)に対して、澤部が乗っかりツッコまずに進行していく」形式とは異なるスタイルのネタを披露した。

私はまず、「彼らが新スタイルの漫才を再構成して、決勝まで勝ち上がってきた」ことに驚いた。

なぜなら、それはかなり労力を必要とする仕事だと思ったし、もう十分知名度がある(=売れている)彼らにとって、M-1のためにそこまでやる必然は無いと考えたからだ。

その点で、彼らの “漫才愛” は相当なものだと感じた。
 

さてネタの出来はというと、「ありふれた漫才だな」というのが正直なところで、引き込まれることはなかった。

岩井が2回噛んだのも、かなりのマイナスポイントだった。

それは単にネタの評価が下がるという点にとどまらず、観てる側が「失敗して焦ってるかな?」「点数に響くかな?」等の賞レースならではの不安を勝手に抱えてしまい、ネタに集中できず笑えなくなる、という現象を誘発するからである。

ただ、あれだけ大きくリアクションしても全然寒くならず、むしろ面白い澤部はやはり凄いなとも思った。
 
 
⑧タイムマシーン3号「太らせる力」 88点
(審査員: 哲夫88 佐藤91 石田94 富澤93 徳井88 吉田89 岩尾90 増田90 礼二93)

TV映像で見た限りだが、現地のウケは物凄かったのではないかと思う。

また10年前のM-1グランプリ2005にて、リーダー(渡辺正行)に「デブネタ1本じゃ厳しい」と言われ敗退した過去があるにも関わらず、ある意味デブネタ1本でリベンジしてしまったことは、オールドファンの私にとっては感動的だった。

笑いの量ではスーパーマラドーナ・銀シャリに負けてない(もしくはそれ以上か)と思ったし、実際面白かった。

ただ私の主観としては、驚きが少なめ(ヤセがやり返す2部構成の驚きはあったが)の言葉遊びネタという解釈であり、先述の2組には及ばないと思ったため88点とする。
 
 
⑨トレンディエンジェル「年末」 83点
(審査員: 哲夫91 佐藤92 石田92 富澤93 徳井88 吉田93 岩尾89 増田93 礼二94)

かなりの確率でハゲ関連のボケが来ることがわかっていながら、漫才を通して観ると面白くてこれだけウケているのは凄い。

その一方で、これはジャルジャルについても述べたことだが、「いかに4分間を有効に使って終盤に畳み掛けを行ったか」という点を鑑みると、個々のボケが並列的だった感は否めない。

私の個人的な採点では、後者の「ボケが並列的だった」という点が足を引っ張ってしまい、あまり点数が伸びなかった。
 

■続き
M-1グランプリ2015 感想&個人的採点④(最終決戦: 銀シャリ、トレンディエンジェル、ジャルジャル)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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