お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2017 感想&個人的採点①

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※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。
 

ファーストラウンド 1~3組目
(ゆにばーすカミナリとろサーモン)

 

 
①ゆにばーす「ホテル」 88点
(審査員: 巨人89 渡辺87 礼二90 小朝91 大吉92 松本87 上沼90)

事前にネタ順がわからず、「笑神籤(えみくじ)」によって直前に決まったトップ出番はかなりプレッシャーがきつかったと思うが、それをものともせず予定通りに笑いがとれていたように見えた。

ボケの「はら」もキャラが立っていて良かったが、最も良いと思ったのは川瀬名人のツッコミの的確さだった。

「正論すぎるやろ」「めっちゃ芸人やな」「何て言うたらええねん」等、随所にこれ以上ないピンポイントなツッコミを見せ、ただでさえ質の良いボケを加速させた。

また直前のVTRの作りが良かったのも彼らにとって追い風で、はらと川瀬名人のキャラがネタの前にうまく浸透していた(仮にVTR無しなら、つかみのキャラ紹介でプラス30秒~1分くらいは必要かと思う)。

基準の85点にトップハンデ+3点(会場が暖まっておらず、笑いをとりにくいため)をいれての88点とする。

とにかく、トップバッターでこれだけウケたのは本当に凄いと思った(結果的に、この個人的採点においては相当高めの基準点となった)。
 
 
②カミナリ「最強の生物」 76点
(審査員: 巨人87 渡辺86 礼二89 小朝90 大吉91 松本85 上沼90)

奇しくも昨年と同じ出番順になってしまったカミナリだが、ちょっと裏切りが弱かったか(「全裸のおめえに用があんな」は良かった)。

カミナリは今回色々と巡り合わせが悪く、「出来の良かったゆにばーすの後だった」「去年のカミナリ自身のネタが秀逸で、それと比べると色あせて見えた」など不利な理由が揃ってしまったが、最も大きかったのは「今年はカミナリの芸風をみんな知っていた」ということか。

そんな中で新しさを見せて笑いをとる必要があったのは、なかなか高いハードルだったと思う。

ただ、これは過去のブレイク芸人の多くが通ってきた道。来年以降はより進化したカミナリを見たい。
 
 
③とろサーモン「旅館」 86点
(審査員: 巨人88 渡辺93 礼二93 小朝93 大吉93 松本92 上沼93)

上手い!漫才の技術は飛び抜けて高かったと思う。

長ゼリフでも独特の喋り方で観客を惹きつけられる久保田と、肘・平手・片手・両手・セリフのいずれでも器用にツッコめる村田。

結成15年の技術がそこには詰まっていた。

ただ、面白さ的にゆにばーすに圧倒的な差をつけたかというと、そうでは無いと判断し86点とする(ゆにばーすにはトップハンデ3点があるが、そのハンデ分は差をつけられなかったということ)。
 

■続き(ファーストラウンド 4~6組目)
M-1グランプリ2017 感想&個人的採点② (スーパーマラドーナ、かまいたち、マヂカルラブリー)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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