お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2017 感想&個人的採点③

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2017 感想&個人的採点① (ゆにばーす、カミナリ、とろサーモン)
 M-1グランプリ2017 感想&個人的採点② (スーパーマラドーナ、かまいたち、マヂカルラブリー)

※参考までに、プロの審査員の得点も記載しています。
 

ファーストラウンド 7~10組目
(さや香ミキ和牛ジャルジャル)

 

 
⑦さや香「歌のお兄さん」 79点
(審査員: 巨人87 渡辺91 礼二90 小朝90 大吉90 松本90 上沼90)

客席は盛り上がっていたものの、中盤以降は展開の予想がつき易く、裏切りが少なかったように思う。

特に「むすんでひらいて」のくだりは、3曲続いたボケの熱狂がいよいよ冷めるような気がして、案の定そうなってしまったのは残念だった。

ただネタ後に司会の今田耕司と絡んでいるのを見る限り、返しも上手いし今後売れていくのではと思う。

とにかく、この若さでM-1の決勝に残り、さらに審査員6人から90点台を持っていったあたり、玄人から相当評価されているのは間違いないようだ。
 
 
⑧ミキ「漢字」 88点
(審査員: 巨人93 渡辺94 礼二91 小朝92 大吉91 松本94 上沼95)

ウケていたし、私としても面白かった。

このコンビの笑いの取り方は、往年のアンタッチャブルと似ている点があると考える。

具体的には、「個々のボケを精査すると面白くないのだが、速さとキャラとツッコミの工夫(ミキであれば昴生のリアクション)により、日本トップレベルのネタに昇華している」というところだ。

そんなミキの芸風は事前に知っていたが、それでも大いに笑わせてくれたため、高得点の88点とした。
 
 
⑨和牛「ウエディングプランナー」 92点
(審査員: 巨人92 渡辺92 礼二93 小朝94 大吉94 松本93 上沼95)

最後の「ジョブズスタイル」で一気にまくった印象。

もはや流石としかいいようがなく、そもそも2部構成だと思っていなかった(2部目をやる時間もなさそうだった)し、ツッコミの川西がジョブズっぽくなる想像も全くできていなかったので、裏切りの落差は全組中トップだった。

前年準優勝というこの上ないハードルがあったため、前半の出来を見て「今年はやはり厳しいか(面白いけど前年と比べたら弱い。初見なら…)」と思っていたが、その高いハードルを苦しみながらも越えてきた姿に感動すら覚えた。

文句なしの最高点をつける。
 
 
⑩ジャルジャル「変な校内放送」 86点
(審査員: 巨人93 渡辺88 礼二89 小朝90 大吉91 松本95 上沼90)

面白かった。面白かったけれど、全体として「ちょっと複雑かな?」と思った。

というのも中盤で逆パターンが取り入れられてから、もはや後藤が正しく返しているのかを判断するのが不可能になり(私以外にもそういう人はいたと思う)、客を置き去りにしていた印象を受けた。

あと、展開の広がりが少ない(ゲームのルールの話でほぼ終始した)点、サンパチマイクの存在意義がなく漫才に見えない(仮に舞台が中学校で、学生服を来た2人が同じ話をすれば、もはやコント)点も、私としては評価が下がった。
 

■続き
M-1グランプリ2017 感想&個人的採点④: 最終決戦 (とろサーモン、ミキ、和牛)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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