お笑い賞レース感想

M-1グランプリ2018 感想&個人的採点④

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※これまでの記事
 M-1グランプリ2018 感想&個人的採点① (見取り図、スーパーマラドーナ、かまいたち)
 M-1グランプリ2018 感想&個人的採点② (ジャルジャル、ギャロップ、ゆにばーす)
 M-1グランプリ2018 感想&個人的採点③ (ミキ、トム・ブラウン、霜降り明星、和牛)
 

最終決戦 (ジャルジャル和牛霜降り明星)
 


 
①ジャルジャル「自己紹介」 90点

ジャルジャルらしいネタで良かったと思う。

このネタは以前別の番組でも見たことがあったが、「既存の漫才のフォーマット」自体をぶっ壊す感じがやはり素敵だと思った。

またネタの最後に、一連のくだりに対して「正気か」でちゃんとツッコみ、しかもウケきっていたのも素晴らしかった。

さらにネタ終わりのはけ方は、音声さんまで惑わせている感じ(リハーサル通りだったのか?)で、これまた斬新だった。
 

ただ、上述の通り新しさは申し分ないものの、面白さにやや欠けた点は否めなかった。
 
 
②和牛「オレオレ詐欺」 92点

双方がやられてはやり返すことで、うまく裏切りを作っていて面白かった。
漫才の技術、構成力、演技力どれも申し分なかった。

具体的には、構成の面では「本当のことを言っても信じてもらえなくなった」という狼少年のようなオチがつくのかと思ったが、それもきっちり裏切ってくれた。
また演技力の面では、ネタなのでもちろん嘘を話す(コントを演じている)のだが、それがさもリアルなやりとりであるかのように見せた点で秀逸だった。

ただ、彼らに人としての魅力を感じるかというと、正直弱い気がする。
言い換えると、「ネタは面白くても、そのネタをやっている彼ら自身を面白いとは思えない」という感じだ。
結局、「この人は面白い」→「話を聞きたい」という風に思わせない限り、客をその芸人の世界に本当に引き込ませることは難しいのだと思う。

また、ネタが論理論理という感じになってしまい、番組全体の12組目を見る身としては、正直疲れる部分もあった(お客さんもそうだったと思う)。

 
 
③霜降り明星「小学校」 94点

圧倒的な熱量✕面白さ。
1本目と違い、最後まで謎の質(詳細は1本目の感想を参照)が落ちなかったので非常に良いネタだった。

私はこのネタを見たことがあったのでそこまで爆笑はしなかったが、スタジオでは相当ウケていたように聞こえた。

ところで東京の皆さんは霜降りは初見なのだろうか?
関西では大分前からバカ売れしているし、今年のR-1で2人とも決勝に行ったので東京でも有名かと思ったが、そうでもなさそうだ。
であれば、その分も加えてめちゃくちゃ面白く映り、より爆笑に繋がったものと考えられる。
 

ということで、私としては霜降り明星が優勝でした。
プロ審査員の中には意見が異なる方もおり、実際の結果は以下の通りでした(最終決戦は採点ではなく、1人1票の記名投票制)。

1. 霜降り明星  … 4票(投票者: 巨人、礼二、塙、志らく)
2. 和牛     … 3票(投票者: 富澤、松本、上沼)
3. ジャルジャル … 0票
 
以上、お読みいただきありがとうございました。
 

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