音楽(ピアノ)

簡単なのに忘れない、暗譜の手順②

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みなさん、こんにちは。
第①回に引き続き、簡単かつ忘れない暗譜の手順について書いていきます。
 

4. パートごとの和声分析

注)これ以降は、前回の「3. 小パートの優先順位付け」で付けた優先順位に基づき、小パートごとに行ってください
(例: aパートに対して4.~8.の手順を行い、その後bパートに対しても4.~8.の手順を行う)。

 

ピアノに向かう前に、和声分析を行います。
和声分析とは、音楽がどの和音(ドミソ? シファソ? など)から成り立っているかを分析することです。
 

分析結果を見る方がイメージが掴みやすいので、さっそくaパートの結果を載せます(※1)。

先頭のFは、「以後、ヘ長調の和音として和声記号(※2)を書いていく」ことを意味します。
(へ音をアルファベットで表すとFであるため。なお長調は大文字、短調は小文字で表すため、ヘ短調ならfとなります。)
 

この分析は一見面倒ですが、慣れれば比較的すぐできますし、またこれにより暗譜が格段に楽になります。
 

※1 全パートの和声分析結果は以下をご参照ください。
· 「トロイメライ」(シューマン 作曲) の和声分析

※2 和声記号をご存知無い方は以下をご参照ください。
· サルでもわかる和声記号
 

5. 和音で鳴らす

ここからピアノに向かいますが、まずは「4. パートごとの和声分析」の分析結果に沿って、一旦和音で鳴らします。

トロイメライのaパートの場合、具体的には以下のように音を出します。

実際に鳴らすと、これだけでも何となく曲の雰囲気が出るのがわかると思います。

実はそれもそのはず、一般的に曲中の重要な音は和声音であることが多いのです。
言い換えると、和声音から曲が成り立っていると言っても過言ではないので、この「和音で鳴らす」ことを数回行って、和声進行を十分把握してください(※3)。
 

※3 和声進行には特定の法則(V→IVは原則不可など)があり、それを理解するとより流れが把握しやすいです。詳細は以下記事をご参照ください。

· 「和声学的に良い演奏」を、できるだけ簡単に解説します。
 

いよいよ次が暗譜手順の最後の記事です。
ラストスパート!!

■続き
簡単なのに忘れない、暗譜の手順③

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