お笑い賞レース感想

R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点②

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※これまでの記事
 R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点① (ゆりやんレトリィバァ、あばれる君、とにかく明るい安村、COWCOW 善し)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

Bブロック (厚切りジェイソンエハラマサヒロアジアン 馬場園マツモトクラブ)

 
①厚切りジェイソン「漢字」 89点

素晴らしいネタだった。

このネタ、個々のツッコミの鋭さもさることながら、実は構成がよく研究されていたと感じた。
というのも、前半こそ持ちギャグである「Why Japanese people!?」を続けて使用していたが、後半はそれを全くを使わず、ネタの核心であるツッコミを畳み掛けるようにしていたからだ。

こういうネタ作りの基本をきちんと踏襲できているからこそ、芸歴4ヶ月にも関わらず決勝に上がってこれたのだろう。

ゆりやんといい厚切りジェイソンといい、無名でも面白い人間が確実に決勝に上がるR-1は、予選の審査が本当にきちんとしていると思う。
 
 
②エハラマサヒロ「北斗晶」 82点

悪くなかったが、そもそも北斗晶という設定に入り込めるお笑いファンが、果たしてどれだけいるのだろう。
その点でイマイチだと感じた。

また少しひねくれた見方をすると、構成要素はショートネタしかなく、それを3分ネタにするため無理矢理北斗晶というつなぎの設定を加えただけであるとも言えた。
そう考えると、3分間という持ち時間を全くもって有効活用できていなかった(有効活用の例: 天丼、伏線回収など)。

「エハラの器用さは日本トップクラスである」と誰もが認めるところだと思うが、それが必ずしも爆笑に繋がらないのがお笑いの難しいところだ。
 
 
③アジアン 馬場園「レジ」 87点

客席の盛り上がりに欠けたが、よくできたコントだった。

私の率直な感想は「よくできているが、インパクトがない」というものだが、このネタのターゲット層を考えると評価はその感想通りではなくなる。
これは恐らく主婦向けのネタで、私(20代男性)はその対局に位置するからだ。

そんな私でも「よくできている」と思ったし、少し吹き出す箇所もあったのだ。
もし私が主婦だったら、間違いなく爆笑していたように思われるため、このネタのクオリティは相当高いはずだ。

まあ、コント中の馬場園の言い方や動きがいちいちムカつくのだが(笑)、面白さがそれを超えてくる。
彼女の実力の高さは、否定のしようがない。
 
 
④マツモトクラブ「路上ミュージシャン」 88点

安定していたし、もちろん面白かったので、素晴らしいネタだった。

ただこのネタは、他の出演者のネタと比べて、相当緊張せずに演じられそうな気がした(前半は音響に合わせて、ゆっくり動いていれば良いだけである)。

もちろん、緊張感が高いネタであるから評価されるべきということではないと頭ではわかっているが、心情的にこのネタに高得点をつけたいとは思えない笑(実際にはその心情とは関係なく点数をつけたが)。

ちなみに、音響を多用したコントという点は新しかったが、全体的にボケがベタすぎた(聞いてるこっちが恥ずかしくなるレベル)点は、あまり好きではなかった。
もっと尖ったボケを入れた方が良かったように思う。
 

ということで私としては、Bブロックは厚切りジェイソンが最も良かったです。
ちなみにプロの審査員の評価は以下の通りです(1人3票制、視聴者投票もあり)。

1位 マツモトクラブ  12票(板尾3 文枝2 勝俣2 関根1 天野1 視聴者3)
2位 エハラマサヒロ  4票(関根2 天野2)
3位 厚切りジェイソン 3票(勝俣1 視聴者2)
4位 アジアン 馬場園   2票(文枝1 視聴者1)
 

■続き
R-1ぐらんぷり2015 感想&個人的採点③ (NON STYLE 石田、やまもとまさみ、じゅんいちダビッドソン、ヒューマン中村)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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