お笑い賞レース感想

R-1ぐらんぷり2016 感想&個人的採点②

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※これまでの記事
 R-1ぐらんぷり2016 感想&個人的採点① (エハラマサヒロ、小島よしお、シャンプーハットこいで、サンシャイン池崎)

※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

Bブロック (ハリウッドザコシショウおいでやす小田横澤夏子ルシファー吉岡)

 
①ハリウッドザコシショウ「モノマネ」 90点

会場のウケが尋常ではなかったが、冷静に判断すると「確かに良いが、突出してはいない」という感じだった。

もちろん評価されるべきポイントは幾つもあり、例えば、単なる無茶苦茶なモノマネではなく「どうすれば動きが面白く見えるか」を相当研究していた点が挙げられる(特に、オリラジや野々村議員のくだり)。

そのように、尋常ではない努力の跡が見えたのが、個人的には興味深かった(ザコシショウのキャラとは相反するが)。

また、圧倒的オリジナリティで会場の空気を一瞬にして変えた技術(プロでもなかなか難しいと思われる)にも恐れ入った。
 
 
②おいでやす小田「面接」 92点

安直な感想になるが、一言で形容するなら「素晴らしい」ネタだった。
一人コントでこれほど盛り上がるネタを、今までほとんど見たことが無かった。

しかし結果論かもしれないが、途中のゆるいパート(結婚のくだりの辺りでペースが一旦落ち着く箇所)を無しにして、応募者とのシンプルなやりとりを続けた方が、より面白かったのではないかと思う。

ただ、いずれにしても秀逸な部類に入ることは間違いないネタだった。
 
 
③横澤夏子「プロポーズ」 86点

ネタ全体のテーマである「幸せ」は、そこまで推せるワードではなかったように思う。
正直、その設定が一番良くなかったのかもしれない。

結果的にネタ後半はただただ鬱陶しく、他の芸人と比べるとインパクトの弱いパフォーマンスになってしまった。

もちろん、店員さんを呼ぶ時の「幸せー、あ、すいません」や、途中で他の客に絡むくだりなど、アクセントとして面白いものはあった。
その点で、横澤夏子の芸人としての実力は伝わった。
 
 
④ルシファー吉岡「ホームルーム」 93点

「iphone作るぞ」が最強すぎる。
今大会のここまでの中で、一番面白いくだりだった。

その他の部分も上手く惹き込ませるような構成になっていて、賞レースでは不利とされる下ネタであるにも関わらず、そんな事はどうでも良くなるくらい面白かった。

おいでやす小田となかなかいい勝負だったが、「iphone作るぞ」の爆発により小田を超えたと判断した。

小田といいルシファーといい、1人コントでここまで惹き込ませられることに、もはや採点など忘れて感動すら覚えた。
ネタの面白さに留まらず、リアリティをもってそれを伝えられる彼らの演技力の高さ、ひいてはそれを可能とする人間の能力の高さに驚愕した(大げさ?)。
 

ということで私としては、Bブロックはルシファー吉岡が最も良かったです。
ちなみにプロの審査員の評価は以下の通りです(1人3票制、視聴者投票もあり)。

1位 ハリウッドザコシショウ 15票(関根3 清水3 板尾3 ヒロミ2 寛平2 視聴者2)
2位 横澤夏子         3票(視聴者3)
3位 おいでやす小田      2票(ヒロミ1 寛平1)
4位 ルシファー吉岡      1票(視聴者1)
 

■続き
R-1ぐらんぷり2016 感想&個人的採点③ (厚切りジェイソン、ゆりやんレトリィバァ、とにかく明るい安村、マツモトクラブ)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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