お笑い賞レース感想

R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点①

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※補足はこちら(本ブログ内の、お笑い賞レース感想&個人的採点全般についての補足)
 

Aブロック (レイザーラモンRG横澤夏子三浦マイルドサンシャイン池崎)
 
 
①レイザーラモンRG「ドナルド・トランプ」 88点

いい意味で、絶妙なスベり具合がたまらない。
特に「All 新宿&渋谷 people use drug store.」のくだりとか、がっつりスベってて酷かった笑。

実は私はRGが大好きなので、あれほどスベっても普通にやり遂げるメンタルが面白いと思ってしまうのだが、一般的な評価があまり高くないだろうことも容易に想像がつく出来であった。

少なくとも初見であれを見せられたら、私も笑えないだろう。

ただ、トップバッターであれだけ落ち着いてできるというのは、やはりキャリアを重ねてきた芸人の底力だなと思えた。

基準の85点にトップハンデ+3点をいれての88点とする。
 
 
②横澤夏子「母親と子供」 88点

良いネタだった。
「笑う」というより「よく作ったな、これ」っていう関心の方が強いため、評価すべきかどうかは微妙なラインだが。

本当によく「母親」というのを研究してるなと思った。
特に、母親が急にヒステリックになるところなんか、すごくあるあるだ。

また最後の、おばあちゃんに子供と犬を1人(1匹)ずつ引き渡していくくだりでは、一つ一つのコメントにすごく工夫が感じられて素晴らしかった。

決勝に上がってくるだけのことはあるなぁという、流石の出来だった。

私の推測では、2本目のネタが勝負ネタかつウケの強いものだったと思うので、どんなネタであったのか凄く気になった。
 
 
③三浦マイルド「どちらからも聞こえてきそう」 87点

良いネタなんだけど、ボケの配置が並列的だったのが気になった。
言い換えると、「後半になればなるほど面白い」ようなネタではなかったということだ。

結果的に、1番最初の「高校野球とコンパ」のボケの質と、最後に畳み掛けた「保育園と任侠映画」のそれとがあまり変わらなかったので、盛り上がりに欠けたかと思う。

まさかそんなわけはないだろうが、フリとなる題材(例:「高校野球とコンパ」「高校野球と引っ越し屋」)の順番は、面白さより「思いついたボケ」の少ない順に並べてるだけのように感じた。

ただ、あれだけのボケ(数えてみるとネタ全体で32個)を考案していたのは、まさに笑いへの情熱がなせる技であり、心を打たれた。
 
 
④サンシャイン池崎「となりのトトロ」 91点

中盤まで横澤夏子といい勝負かなと思ったが、最後の「どうもー!! おかあサンシャインでーす!!」「とうもころし!!」「1分42秒ー!!」「みんなー、トトロ出すの忘れた。」の畳み掛けが素晴らしく、終わってみれば圧倒的な大差をつけた。

後半の畳み掛けが素晴らしい一方で、途中の「チンギスハン! フビライハン! 俺の乳首がモンゴル相撲。…何でもない!」という、ともすれば勢いを完全に失いかねない謎のくだりが入っていたのも、結果的に良い方向に働いた。

それが彼の持ち味だし、オリジナリティにもなっていたからだ。

とにかく、私は文句なしだった。
 

ということで私としては、Aブロックはサンシャイン池崎が最も良かったです。
ちなみにプロの審査員の評価は以下の通りです(1人3票制、視聴者投票もあり)。

1. サンシャイン池崎 10票(関根2 清水2 文枝1 ヒロミ1 板尾1 視聴者3)
2. 三浦マイルド    8票(文枝2 ヒロミ2 板尾2 関根1 視聴者1)
3. 横澤夏子      3票(清水1 視聴者2)
4. レイザーラモンRG 0票

よく見ると、1位と2位の差は視聴者投票でついた差ですね。
 

■続き
R-1ぐらんぷり2017 感想&個人的採点② (ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、ルシファー吉岡、紺野ぶるま)

■その他の賞レースの感想
お笑い賞レース 感想&個人的採点まとめ

 

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